話し方 や イベントのアドバイザリーの仕事を行う時によく感じることがあります。
素材を盛り込みすぎて、「そのお話は何を伝えたかったのか? 」「そのイベントは何のイベントだったか? 」と、なってしまうこと。
話し手 や サービス提供者側 の 想いが強すぎると一層この現象に陥ります。
例えばコース料理であれば、メインディッシュに向かって前菜から順に構成が組まれることでメインディッシュが際立ちますが、
🍖→🥩→🐟→🍝→🍗→🍕
上記のような構成になってしまうと、どこがメインかわからず、疲れてしまいます。
結果、満足度が下がってしまいます。
素材がどんなに良くても
素材の選び方と並べ方が悪ければ台無し!
話し方 や 演劇、イベント etc も料理と一緒です。
構成を組み立てるときにオススメの手順がこちら ↓↓↓
❶クライマックスから決める【転】
数ある素材の中から「クライマックス=(メイン)」を、まず選択すること
❷終わりはクライマックスの余韻が残るようにスッキリと【結】
ここも長すぎると、クライマックスの余韻がなくなりだれてしまいます
❸クライマックスを引き立たせるように前のシーンを組んでいく【起承】
クライマックス(=メイン)を引き立たせる素材以外は、どれだけその素材に話し手や提供者が思い入れがあったとしても、徹底的に「削ぎ落とす」こと!
メインを決めて、削ぎ落とす!
これが重要です。
挨拶やスピーチを頼まれた際や、イベントの構成を組み立てるときには、是非参考にしてみてください!