万葉の思い花咲き散りたる
無辺・現世(むへん・うつしよ)万華鏡
訪れた遠き外れの夢の跡
君を探して打ち上げ花火
人波の合間を駆けて流れ風
うたう(謳う・歌う)海鳥岬に集う
今白い砂浜に散らばる
虹の夢のかけらのうた繋がる
万華鏡
カラカラ飛び交う羽・花弁(はなびら)誘われ幻影
瞬き閉じて開けば別世界
現世(うつしよ)の限りあること限りなく
終(つい)を廻れば明けに源 ※皆もと
映された鏡の中の宴舞
一つ手土産さあ通りゃんせ
日が 沈み 星々は 囁(ささや)く
遠く 高く限りない空繋がる
万華鏡
カラカラ響き合う鐘・波音誘われ 幻影
足音止めて振り向けば別世界
移り廻り流れる無辺の世界